東京で独立・開業するのなら会社設立か個人事業主か?

会社設立

独立・開業をする場合には、個人事業主と会社設立といった2つの形態から選択することができます。
その為、東京で独立や開業を考える時に、個人事業主としてビジネスを開始するか、それとも会社設立をするかは迷うところです。
どちらを選択するのかの判断基準は様々考えられますが、個人事業主と会社設立それぞれのメリット・デメリットもひとつの判断基準になります。

東京で個人事業主として独立・開業をするメリットは、何といっても個人事業主の開業届けを提出するだけで、個人事業主になることができるといった手続きが簡単なことです。
厳密には開業届けを提出しなくても事業所得がある場合には、確定申告をしなくてはならないので個人事業主となります。
つまり、個人事業主になると年に1度1年間の事業収支を計算して、所得税額を計算する確定申告が必要になるのです。
ただ、この計算や確定申告に必要な書類の作成に関しては、確定申告ソフトを使用すると手軽に自分で行うことができて、この点もメリットのひとつと言えます。
ちなみに個人事業主の確定申告は、白色申告と青色申告の2種類の申告方法があって、青色申告は控除額が大きくて節税メリットも大きいのですが、複式簿記という複雑な記帳が必要です。

また青色申告をしたい場合には、開業届と一緒に青色申告承認申請書を提出する必要があって、メリットとデメリットの両方があると言えます。
一方の白色申告は単式簿記という簡単な形式での記帳が可能となっているのですが控除額がないのです。
個人事業主と会社設立を比較した際のデメリットとしては、赤字の繰越が3年までしかできないなどの税金面があります。
また、企業との取引や従業員の採用などでデメリットになることもあるのです。

東京で会社設立するメリットとしては、税金面や信用面があります。
個人事業主の場合は収入から経費を差し引いた所得に対して所得税がかかりますが、会社設立すると一部のみを経営者の報酬として所得税がかかって、残りの部分は法人税が課税されます。
所得税と法人税を比べると法人税は累進性が低いというメリットがあるのです。
また個人事業主と比較して会社の方が信用度は高くて、取引や雇用などの信用面でメリットがあります。

それから保険を経費にできたり、赤字の繰越が個人事業主より長かったり、株式発行で資金調達ができたりなど様々なメリットもあるのです。
ただ、その一方で登記に際して定款作成など面倒な書類作成などがあって、会社設立するための作業が大きな負担になったり、赤字でも必ず税金がかかったりといったデメリットがあります。